こんにちは、紗月です。
「子どもがテレビばかり見て、つい怒ってしまう」「このままでいいのかな」と漠然とした不安や罪悪感を感じていませんか?

この記事はこんなママにおすすめ
- 子どもがテレビばかり見て困っている
- 本が好きにな子になってほしい
- 家族でゆったり過ごせるリビングにしたい
私もずっと悩んでいて、育児書も100冊以上読みました。
そして思い切って、リビングからテレビをなくして、壁2面分の本棚を置きました。
その結果、子どもが本好きになり、大人もイライラしない、小さな図書館のような素敵な空間ができました。
「本が主役の居心地の良いリビング」の作り方と、その後の子どもの変化についてご紹介します。
なぜテレビの代わりに本棚を置いたのか

私は司書資格をとるくらい本が大好きなので、「テレビも良いけど、本が大好きになってほしいな」という気持ちが元々ありました。
さらに育児書をたくさん読んで、読書がいかに子どもにとって大切かを改めて実感。
本は、子ども達の生きる力がつく最高のアイテムなんです。
子どもにとって読書が大切な理由
- 夢や人生のロールモデルを見つけることが出来る
- 想像力が培われ、物事を多面的にみられるようになる
- 語彙力がつき、深く考えることができる
- 共感力がつき、コミュニケーション能力が上がる
- 全ての科目の基本である国語の力(読解力)がつく
- 寝食を忘れるほど面白い本に出会えたら、最高の宝物になる
色々な力がつくのはもちろんですが、一番言いたいのは、
「辛いことがあった時に、人生を共に歩いてくれるパートナーができる」ということ。
子ども達はこれから、人間関係やコンプレックス、進路など色々な悩みが出てきますよね。
たくさん本を読んで色々なキャラクターを自分の中に吹き込んでおけば、彼らが味方になってくれたり、叱咤激励してくれたりして、なんとか乗り越えていけるんです。
学校という狭い世界の中で、友達付き合いに疲れたら、図書室へ行く。
一人でいられる強さも、子どもには必要だと思っています。
読書でそんな素敵な仲間を見つけてほしくて、わが家ではテレビよりも本棚を中心にした空間づくりを選びました。

なんだか熱く語ってしまいました笑
テレビを「悪」としているわけではないので、リビングの隣の6畳の部屋に移動させ、普段は扉を閉めています。
テレビは「平日は朝ごはん後~保育園に行くまで」と「休日は1日2時間程度」というルールにしています。
子どもの目線に合わせた壁2面分の本棚

キッチンを入れて18畳ほどの狭いリビングなので、工夫して本棚を設置しました。
☟リビングの1面の本棚はこちら

全ての本棚を高くすると圧迫感が出るので、階段状にしました。
子どもが選んで取り出しやすいように、子どもの目線の高さから下は子どもの絵本や図鑑に。
高い位置にパパとママの好きな本を並べています。
好きな本を選び、すぐそばのベッド型ソファやマットの上でゆったりと読書を楽しんでいます。
☟もう一面は、対面キッチンのカウンター下のこちら

「カウンター下・本棚・DIY」と検索した写真を見せて、夫に作ってもらいました。
本の表紙を見せることで、子どもが興味をもって手に取るようになります。
普段はダイニングテーブルが置いてあります。
小学生になって宿題をする時に、辞典や辞書がすぐ手に取れるように配置しています。


2週間に1回図書館へ行き、20冊借りる
我が家は図書館も習慣的に利用しています。

2週間に一回、子どもとお散歩がてら自転車で図書館へ行き、20冊借りてきます。
10冊は事前に私が予約システムを使って、その時の季節や行事に関する本や、子どもが興味を持っている本、自分が読みたい本を選んで受け取るだけにしておきます。
残り10冊は、子どもがそれぞれ5冊ずつ好きなものを選ぶというのが習慣になっています。
借りてきた本はこのボックスにひとまとめにします☟

こうすることで家の本と混ざるのを防ぎ、子どもも取りやすくなります。
夜の歯磨きが終わった後、1人1冊ずつ選んで読み聞かせをしています。
図書館リビングになってからの子どもの変化
- 食事中もテレビを見たがる
- 一度観始めたらいつまでもやめられない
- 他の遊びをしていても、すぐテレビを見たがる
- 夜は目が乾きやすいのでテレビは控えるよう眼科の先生に言われていた
「テレビ中毒じゃないの?!」と思うくらいとにかく見たがっていました。
いくらテレビが消してあっても、視界にテレビが入るので、意識してしまうんです。
テレビを別の部屋に移動して「図書館リビング」にしたところ、子どもが激変しました!


圧倒的に本に触れる時間が増えたんです!
もちろん最初の1週間ほどはテレビを観たがりました。
でもこの時期は親も覚悟を決めて、「テレビは朝少しだけだよ。夜は見ないよ。」と言い聞かせます。
子どもの順応力はすごいです。
その後、私が言わなくとも、テレビを見ないで読書や別の創造的な遊びをするようになりました。
図書館リビングは家族みんなの学びの場所
100冊以上の育児書を読む中で、何度も出てきたのが、次の2点でした。
- 一番多く過ごす自宅での環境を整えること
- 親が読書をしたり学ぶ姿を見せる
どんなに子どもが本を読んだり勉強しようとしても、その傍で親がソファに寝転びながらスマホを見ていたらどうでしょうか?
「図書館リビング」も“環境づくり”の一部だと考えています。
私は本の虫なので、料理の合間も、お風呂に入りながらも本を読むのですが、子どもはその姿を見て、本を読むことが特別なことではなく、日常の一部になっているようです。

皆さんも、お子さんが宿題をしたり本を読む時は、雑誌でも漫画でもいいので、一緒に読書を楽しんでみませんか?
まとめ:「図書館リビング」を作って、豊かな時間を過ごそう
テレビの代わりに本棚を置いただけで、リビングの雰囲気が変わり、家族の会話も穏やかになりました。
今日も、ソファの上では図鑑や絵本が並び、兄弟が楽しそうにページをめくっています。
そのゆったりとした時間が、私にとってはいちばん幸せなひとときです。
この記事が少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました♪

